のほほん　ぼよよん雑記帖

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というわけで読んだことがなかったマンガの中から『残酷な神が支配する/萩尾望都/小学館』にロックオンして全10巻をを購入。

母ひとり息子ひとりぐらしの少年ジェルミ。
溺愛している母親の再婚話が持ち上がるが、再婚相手の男は少年愛好者の異常者。
義父は母親との結婚を盾に、ジェルミに玩具になる事を要求する。
屈辱に耐えながらジェルミは日々義父への殺意を積もらせていく。
……といった感じのサイコホラー。

いや～、なかなか面白かったです。絵柄はまぁ古いのですが緻密で繊細。萩尾節とも言える少年愛をベースにしたサイコストーリー。
足かけ9年、文庫本にして10巻。後半７巻辺り以降は少々饒舌な展開は否めないのですが、異常な体験をしたジェルミと彼の罪を知ってしまった義兄イアンの遅々とした絡み。そして周囲の人々が抱える様々なトラウマ。ハラハラせずにはいられませんでした。
しかし濃くて重い9年分を一気に読むのは、疲れたよ……。

明日は初めての18禁乙女ゲとか音楽CDとか映画DVDがアマゾンから届くし、明日の為に早寝すっか！
タイガースもサヨナラ勝ちしたしね←関係なし。