元阪神タイガースの投手で、今シーズンからMLBオークランドアスレチックスに活躍の場を移すことになった藪恵壹投手の本が出版された。
芸能人やスポーツ選手の出す類の本で、文章を書き慣れていない人の手記、もしくはゴーストによる手記は読んでて辛い物があるんですけど、どうやら手記本ではないようなので購入。
本人が語ったインタビューの内容や、取材、同僚や近しい人の目線から語った藪投手の野球半生が綴られています。
ある程度は知ってたつもりだったのですけど、この人は苦労人ですねぇ。
高校時代、チーム内の不祥事で出場停止処分を受けたり、大学受験で浪人して下宿暮らししてたり(銭湯通いですよ!)しててようです。
社会人野球を通過して、タイガースに入団して華々しかったのも束の間。
ファンの皆さんならご存じでしょうがタイガース“暗黒時代”を背負ってきたし、2003年の優勝も途中で今までほとんど無かったケガでのリタイヤがあったり、その影響で優勝の瞬間には二軍だったり、日本シリーズには全く舞台に上がれず終いだったり、と。
……うーむ、なんかね、
運がない人なのかなぁ、なんてこっそり(でもないか?)思っては居たのですが、やはりそうなの……かも。
名前も何度も変えてみたりするハズです。
こうして藪投手の野球半生を読むと、長居が持っていた実直な印象はやっぱりそのままで、尚かつ苦労をしてきた人だから惹かれるんだろうか? とも思ったりする一冊でした。
小学校時代から数えて7個目の野球チームでのスタート。
誠実に努力を重ねてきた藪投手の野球人生。
運も恵まれますよう祈りつつ、応援したいです。
(それにしても2003年優勝時に二軍暮らしだったり、日本シリーズに登板機会がなかった件は……やっぱり……涙を禁じ得ませんでした……。)
ブランシュ (01/16)
ノルテ (01/16)
りる (01/16)
かがり (01/15)
蔭 (01/15)
jijsui (01/15)
あーや (01/14)
jijsui (01/14)
桐島千夜 (01/14)
jijsui (01/13)
バドー (01/13)
ぎんなん (01/13)
ばーにん (01/13)
かおる (01/13)
ぎんなん (12/28)